Arabicabeans’s diary

認知症の母とMCIの父の介護記録

このカメラは私を助けてくれるものなのか?

何とかカメラの取り付けも落ち着いた。これで、特に大きな問題が起こらなければ、3時間、いや往復6時間かけて行かずとも、カメラ越しに見守ることができる。

 

本当に技術の進歩とは、ありがたいものだとしみじみ思った。

 

朝の天気予報で、「今日、関東では28度ぐらいまで、上がるので熱中症に気をつけてください。」とのことだった。昨日は17度ぐらいまでしか上がらなかったのに。そんなに気温差があっては、年寄りにはこたえる。

 

何かあっては、また私が6時間かけて駆けつけなければならないではないか。思わず、気温の上がり下がりに毎日、一喜一憂してしまう。

 

天気予報を聞くやいなや、両親の様子を確認しなければと思い、ペットカメラを覗いてみた。

 

午前中、もう食事を終わらせたのか、母が一人でリビングに座っている。

 

これから、28度まで上がろうというのにセーターを着ている。その上にカーディガンまで羽織っている。

 

そして、よく見ると、な、なんと電気ストーブまでついている。確かに前日は寒かった。が、しかし、なぜストーブを今つけるんだ!

 

私は、見なくてもいいものを見てしまったような気がする。カメラがなければ、このような恐ろしい有り様を見ずに済んだのかもしれない。